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2026.5.7なんとなく体がだるい…それ「寒暖差疲労」かもしれません
「しっかり寝ているのに疲れが取れない」
「体が重い、やる気が出ない」
「肩こりや頭痛が増えた気がする」
そんな“はっきりしない不調”を感じていませんか?
この時期によく見られるこうした症状、
もしかすると**「寒暖差疲労」**が関係しているかもしれません。
寒暖差疲労とは?
寒暖差疲労とは、
気温の変化が大きいことで体に負担がかかり、疲労がたまった状態を指します。
春から初夏にかけては、
・朝晩は冷えるのに日中は暑い
・日によって気温差が大きい
・室内外の温度差がある
といった環境になりやすく、
体はその変化に対応し続けることになります。
自律神経との関係
私たちの体は、気温に応じて
・体温を調整する
・血管を広げたり縮めたりする
・汗をかく
といった働きを無意識に行っています。
この調整をしているのが「自律神経」です。
しかし、気温差が大きい状態が続くと、
この自律神経がフル稼働し続けることになり、
知らないうちに疲れが蓄積してしまうのです。
こんな症状はありませんか?
寒暖差疲労では、次のような症状が見られることがあります。
・体がだるい、疲れやすい
・肩こり、首こり
・頭痛
・冷えやすい
・寝てもすっきりしない
・気分の落ち込み
どれも「よくある不調」なので見過ごされがちですが、
気温の変化が関係しているケースも少なくありません。
なぜ気づきにくいのか?
寒暖差疲労の特徴は、
原因がはっきりしないことです。
・風邪ではない
・特別な病気でもなさそう
・でも調子が悪い
このような状態が続くため、
「気のせいかな」と思ってしまうこともあります。
しかし実際には、
体はしっかりとストレスを受けています。
今日からできる対策
寒暖差疲労は、日常のちょっとした工夫で軽減できる可能性があります。
① 体を冷やしすぎない
日中が暖かくても、朝晩は冷えることが多い時期です。
・薄手の上着を持ち歩く
・首元や足首を冷やさない
といった体温調整のしやすい服装がポイントです。
② 入浴で体をリセット
シャワーだけで済ませず、
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、
・血流改善
・リラックス効果
が期待できます。
自律神経のバランスを整えるためにもおすすめです。
③ 軽い運動を取り入れる
激しい運動でなくても大丈夫です。
・ウォーキング
・ストレッチ
・軽い体操
など、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。
血流が良くなり、体のだるさが軽減されやすくなります。
④ 睡眠の質を意識する
自律神経を整えるためには、
質の良い睡眠が欠かせません。
・寝る前にスマホを見すぎない
・部屋の明るさを落とす
・同じ時間に寝起きする
といった基本的な習慣も、意外と大きな影響があります。
⑤ 食事で内側からサポート
バランスの良い食事はもちろんですが、
・たんぱく質
・ビタミンB群
などは、疲労回復やエネルギー代謝に関わります。
「しっかり食べること」も、立派な対策のひとつです。
当院では管理栄養士による個別の食事指導を実施しています。
詳しくはこちらからご確認ください。
無理をしすぎないことも大切
「なんとなく調子が悪い」と感じるときは、
体からのサインかもしれません。
そんなときは、
・予定を少し減らす
・早めに休む
・無理に頑張らない
といった選択も大切です。
まとめ:季節の変化に体を合わせる
寒暖差疲労は、特別な病気ではありませんが、
放っておくと日常のパフォーマンスに影響が出ることもあります。
✔ 気温差に対応する体は思っている以上に頑張っている
✔ 小さなケアの積み重ねが体調を左右する
この時期は「頑張る」よりも、
「整える」ことを意識するのがおすすめです。
「なんとなく不調」が続いている方は、
少しだけ生活を見直してみると、変化を感じられるかもしれません。
2026.4.9「体にいい」は人によって違う?今注目の“精密栄養”とは
「健康のために野菜をしっかり食べているのに、あまり体調が変わらない」
「同じものを食べているのに、あの人は太らないのに自分は太りやすい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
これまで健康情報では、「○○は体にいい」「○○を食べましょう」といった“共通の正解”が多く紹介されてきました。
しかし最近では、**「体に合う食事は人それぞれ違うのではないか」**という考え方が広がってきています。
その中で注目されているのが、「精密栄養(パーソナライズド栄養)」です。
精密栄養とは何か?
精密栄養とは簡単に言うと、
その人の体質に合わせて食事や栄養を考える方法です。
人の体はそれぞれ異なり、
・血糖値の上がりやすさ
・脂肪のつきやすさ
・腸内環境
・代謝のスピード
などに個人差があります。
同じ食事をしても、
ある人は血糖値が急激に上がり、別の人はあまり変化しない、
ということも起こり得るようです。
そのため、「万人にとっての正解」ではなく、
“自分に合った食事”を見つけていくという考え方が重要視され始めています。
血糖値の反応は人によって違う
特に研究が進んでいるのが「血糖値」の分野です。
同じパンやごはんを食べても、
・急激に血糖値が上がる人
・ゆるやかに上がる人
がいることが報告されています。
血糖値の急上昇は、
・眠気
・だるさ
・集中力の低下
といった日常の不調にも関係している可能性があります。
そのため最近は、
「カロリー」だけでなく、“血糖値の動き”に注目する考え方が広がっています。
腸内環境も“個人差”の大きなポイント
腸内細菌のバランスも、人によって大きく異なります。
同じ食品でも
・合う人
・合わない人
がいるのは、この腸内環境の違いも関係していると考えられています。
例えば、ある食品で体調が良くなる人もいれば、
逆にお腹の調子が崩れる人もいます。
こうした違いから、
「腸内環境に合わせて食事を考える」という視点も注目されています。
実際にどんなことが行われているのか?
最近では、海外を中心に
・血糖値を測定するセンサー
・腸内細菌を調べる検査
・生活習慣のデータ分析
などを組み合わせて、
その人に合った食事を提案するサービスも出てきています。
例えば、
「あなたは白米よりもパンの方が血糖値が安定しやすい」
「この食品は腸内環境に合っている」
といった形で、個別にアドバイスがされるようです。
まだ一般的とは言えませんが、
食事が“個別化される時代”が近づいているとも感じられます。
私たちが日常でできること
では、この考え方を日常に取り入れるにはどうすればよいのでしょうか?
難しい検査をしなくても、
まずは自分の体の反応に目を向けることが大切です。
例えば
・食後に眠くなるか
・お腹の調子はどうか
・疲れやすさに変化があるか
こうした小さな変化を観察することで、
「自分に合う・合わない」のヒントが見えてきます。
また、
・同じ食事ばかりに偏らない
・いろいろな食材を試してみる
といったシンプルな工夫も、結果的に自分に合った食生活を見つける助けになります。
まとめ
これまでの健康情報は「みんなに共通の正解」を伝えるものでしたが、
これからは「自分に合った選択」を見つける時代に変わりつつあります。
精密栄養はまだ発展途中の分野ではありますが、
・人によって体の反応は違う
・食事の影響も個人差がある
という視点は、日常生活でもとても参考になります。
まずは「体にいいはず」と思い込むのではなく、
“自分の体にとってどうか”を確認してみるといいかもしれません。
2026.3.3つらい花粉症…今日からできるセルフ対策
春が近づくと、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ…。
「今年もこの季節が来たか」と感じる方も多いのではないでしょうか。
花粉症は完全にゼロにするのが難しいものですが、 日常の工夫でなるべく症状を軽くしたいですよね。
今回は、今日から自分でできる対策をまとめました。
まず大切なのは「花粉を入れない」
花粉症対策の基本はとてもシンプルです。
体の中に入る花粉の量を減らすこと。
外出時のポイント
・マスクを着用する
・メガネ(花粉対策用ならなお良い)を使う
・表面がツルツルした素材の上着を選ぶ
・花粉が多い時間帯(昼前後・夕方)を避ける
特に、風が強い日や晴れて乾燥している日は花粉が舞いやすい傾向があります。
外出時間を少しずらすだけでも、体への負担は変わります。
家の中に持ち込まない工夫
意外と見落としがちなのが「帰宅後」です。
・玄関前で衣類についた花粉を払う
・すぐに手洗い・うがい・洗顔
・可能であれば上着を室内に持ち込まない
花粉は目に見えませんが、衣類や髪にたくさん付着しています。
家の中に広げない意識が大切です。
室内環境を整える
・空気清浄機を活用する
・洗濯物は室内干しを基本に
・こまめな掃除(特に床)
花粉は軽そうに見えて、実は床に落ちやすい性質があります。
朝の掃除機がけや拭き掃除が効果的です。
体のコンディションを整える
花粉症は「アレルギー反応」です。
そのため、体の土台が整っているかどうかも影響します。
睡眠をしっかりとる
寝不足は免疫バランスを崩しやすくなります。
腸内環境を整える
腸は免疫と深く関わっています。
発酵食品や食物繊維を意識するのも一つの方法です。
ストレスを溜めすぎない
ストレスもアレルギー症状を悪化させる要因になります。
「花粉だけが原因」と考えるよりも、
体全体のバランスを整える視点も大切です。
早めの対策が症状を軽くする
毎年症状が出る方は、
「症状がひどくなってから」ではなく、
少し早めに対策を始めることがポイントです。
症状が強い場合は、市販薬や医療機関での治療を上手に活用するのも選択肢の一つです。
無理せずご相談ください。
まとめ
花粉症対策は、特別なことをするよりも、
・花粉を減らす
・持ち込まない
・室内を整える
・体調を整える
この4つの積み重ねが基本です。
できることを少しずつ取り入れて、今年は「なんとなく楽だった」と感じられる春になりますように。
2026.2.2冬に意外と多い「かくれ脱水」とは?
「脱水」と聞くと、真夏の炎天下や汗だくの場面を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが実は、冬にも気づかないうちに水分が足りなくなっている人が少なくありません。
それが「かくれ脱水」と呼ばれる状態です。
喉が渇かない、汗をかいていない。
それなのに体は少しずつ水分不足に傾いている——。
今回は、冬に起こりやすい“かくれ脱水”について、原因やサイン、日常でできる対策をまとめてみました。
かくれ脱水とは?
かくれ脱水とは、自覚症状がほとんどないまま、体内の水分が不足している状態を指します。
重度の脱水とは違い、「フラフラする」「倒れる」といった明らかな症状は出にくいため、見過ごされがちです。
しかし、水分は血液の流れ、体温調節、内臓や脳の働きなど、あらゆる生命活動に関わっています。
少し足りない状態が続くだけでも、体調の“なんとなく不調”につながりやすくなります。
なぜ冬に脱水が起こりやすいのか?
① 喉の渇きを感じにくい
寒い季節は発汗量が減り、喉の渇きも感じにくくなります。
「今日はあまり飲んでいないけど、喉が渇かないから大丈夫」と思ってしまいがちです。
② 暖房による乾燥
室内は暖房で空気が乾燥しやすく、呼吸や皮膚から水分が失われやすい環境になります。
自分では気づかないうちに、少しずつ水分が奪われています。
③ トイレを我慢しがち
寒いとトイレに行くのが面倒で、水分摂取を控えてしまうことも。
結果として、1日の総摂取量が減ってしまいます。
④ 体調不良時はさらに不足しやすい
風邪気味、食欲不振、胃腸の不調があると、水分摂取量はさらに減りがちです。
こんなサインはありませんか?
以下のような症状がある場合、軽い水分不足が関係している可能性があります。
- 口の中や唇が乾きやすい
- 尿の色が濃い
- 便秘気味になる
- なんとなく体がだるい
- 頭が重い、集中しにくい
- 足がつりやすい
- 肌が乾燥しやすい
「年齢のせい」「寒さのせい」と思っていた不調が、
実は水分不足だった、ということも珍しくありません。
冬の水分補給で意識したいポイント
① 一気に飲まない
一度に大量に飲むと、体に吸収される前に排泄されてしまいます。
こまめに、少量ずつが基本です。
② 冷たい水にこだわらない
冷たい水が苦手な冬は、
- 白湯
- 常温の水
- ノンカフェインのお茶
など、体に負担の少ない温度の飲み物がおすすめです。
③ 食事からの水分も大切に
スープ、味噌汁、鍋料理などは、水分+栄養を同時に摂れる優秀な存在。
「飲み物+食事」の両方で補う意識を持つと無理がありません。
④ 朝の一杯を習慣に
起床後は、睡眠中に失われた水分で体が乾いた状態です。
朝起きてすぐのコップ1杯は、冬こそ意識したい習慣です。
高齢の方は特に注意が必要?
年齢を重ねると、喉の渇きを感じにくくなると言われています。
また、体内の水分量そのものも若い頃より少なくなりがちです。
そのため、
「喉が渇いたから飲む」ではなく、
**「時間を決めて飲む」「習慣として飲む」**ことが大切になります。
まとめ:冬こそ“意識して飲む”が大切
かくれ脱水は、気づかないうちに体調の土台を崩してしまうことがあります。
特別なことをする必要はありません。
- 少しずつ
- 無理のない温度で
- 日常の中に組み込む
それだけでも、体はずいぶん楽になります。
「最近なんとなく調子が出ないな」と感じたら、
まずは今日の水分量を少し振り返ってみるのも、ひとつのきっかけになるかもしれません。
2026.1.11新しい一年、体と心を整えることから始めてみませんか?

あけましておめでとうございます。
新しい年が始まり、「今年こそは健康に気をつけたい」「生活を少し整えたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
年末年始は、食生活が乱れたり、運動量が減ったり、生活リズムが崩れやすい時期です。その影響で、
・なんとなく体が重い
・疲れが抜けにくい
・眠りが浅い
・気分がすっきりしない
といった不調を感じている方も少なくありません。
新年は、「大きな目標」よりも「小さな整え直し」から始めるのがおすすめです。
今年の健康習慣は“リセット”ではなく“微調整”
「毎日運動する」「完璧な食生活にする」といった高い目標は、続かないことも多いものです。
そこで意識したいのが、今の生活を少しだけ整えるという考え方です。
例えば
・寝る時間を15分早めてみる
・エレベーターではなく階段を1フロア分使ってみる
・水分を意識してこまめにとる
・深呼吸をする時間を1日に数回つくる
こうした小さな積み重ねが、体調や気分の安定につながっていきます。
体の状態を「知る」ことも、立派な健康管理
健康づくりというと、「何かを頑張る」イメージが強いですが、
今の自分の体の状態を知ることも、とても大切です。
・睡眠は足りているか
・運動量は自分に合っているか
・疲れやすさは年齢や生活に見合っているか
体の声を知ることで、無理のない選択ができるようになります。
無理なく続くことが、いちばんの近道
健康は、短期間で結果を出すものではありません。
だからこそ、「続けられること」を選ぶことが大切です。
気分が落ちたら少し休む日があってもいい。
思うようにできない日があっても、また戻ればいい。
そんな柔軟さが、長く健康を保つ秘訣だと感じています。
今年も、あなたの健康をそっと支えられる存在で
当院では、日々の不調や違和感、生活習慣に関するご相談もお受けしています。
「これくらいで相談していいのかな?」と思うことこそ、実は大切なサインかもしれません。
新しい一年が、心も体も少し軽くなる一年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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