最近太りやすくなった気がする…それ、“代謝の低下”が原因かもしれません!
こんにちは!皆さん、こんな経験はありませんか?
「食事量は変わっていないのに、体重がじわじわ増えてきた…」
「昔は少し食事制限をすればすぐに痩せたのに、最近は全然落ちない」
「なんとなく疲れやすく、むくみやすくなった気がする」
実はこれらの変化、「基礎代謝の低下」が影響しているかもしれません。年齢を重ねると自然に落ちていく代謝。でも、工夫次第でそのスピードを緩やかにしたり、回復させることも可能です。
今回は、代謝が落ちる理由とその影響、代謝を上げるために今日からできることについてご紹介します!
基礎代謝とは?そして、なぜ年齢とともに下がるの?
基礎代謝とは、**「私たちが何もしなくても生命を維持するために消費しているエネルギー」**のこと。
呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つ…そういった活動に必要なエネルギーです。
この基礎代謝、10代後半~20代前半をピークに、その後は少しずつ減少していくことがわかっています。特に女性は、30代半ば以降ホルモンの影響も受けやすく、筋肉量も自然と減少傾向に。すると、同じ生活をしていても、**“消費するエネルギー”が減る → “余ったエネルギーが脂肪になる”**という流れになってしまうのです。
代謝が落ちるとどうなる?
代謝が低下すると、次のような体調の変化が現れることがあります。
- 太りやすくなる
- 冷えやすくなる
- 便秘やむくみが増える
- 疲れやすく、回復しにくくなる
- 肌荒れやくすみが気になる
これらは一見バラバラに見える症状ですが、根本的には代謝の乱れや血行不良、筋肉量の低下などが関係しています。
代謝を下げてしまうNG習慣とは?
もしかして、こんな習慣…思い当たる節はありませんか?
- 朝食を抜く
- 運動不足(特に下半身)
- 極端な糖質制限やカロリー制限
- 睡眠不足や浅い眠り
- ストレス過多
- 常に冷たい飲み物や食べ物ばかり摂っている
- 長時間同じ姿勢で座りっぱなし(デスクワークなど)
どれも、現代人の生活でよくあるものばかり。こうした習慣は、体温の低下・筋肉の減少・ホルモンバランスの乱れなどを引き起こし、代謝をどんどん下げてしまいます。
今日からできる!代謝を上げる5つの習慣
代謝が落ちてしまったからといって、あきらめる必要はありません!意識と習慣の積み重ねで、代謝はゆるやかに回復させることができます。
① 筋肉を育てる
筋肉は「代謝のエンジン」ともいわれます。特に下半身(太ももやお尻)の筋肉は大きく、ここを意識して使うことで、全身の代謝がぐんと上がります。
- エレベーターをやめて階段を使う
- 毎日10回のスクワットを習慣に
- 立っているときに“かかと上げ”や“つま先立ち”をしてみる
ほんの数分でもOK。日常生活にうまく組み込んでみましょう!
② 栄養をしっかり摂る
代謝にはたんぱく質とビタミンB群が不可欠です。これらは「体内でエネルギーを生み出すためのサポーター」。不足すると代謝の歯車が回らなくなります。
- 肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質
- ビタミンB1(豚肉、玄米など)
- ビタミンB2(レバー、納豆、卵)
- ビタミンB6(バナナ、にんにく、まぐろなど)
「食事で摂りにくい」「疲れが取れない」という方は、サプリメントやビタミン注射で補うのも一つの方法です。
③ 朝起きたら白湯を一杯
朝の一杯の白湯は、眠っていた内臓をやさしく目覚めさせ、血行を促し、体温をじんわり上げてくれます。代謝スイッチを入れる簡単で効果的な習慣です。
④ 湯船に浸かる
忙しいとついシャワーで済ませてしまいがちですが、しっかり湯船につかることで、体の深部体温が上がり、代謝が高まりやすくなります。
ぬるめ(38〜40度)で10〜15分、ゆったり入るのがコツ。
⑤ 質の良い睡眠をとる
代謝は、眠っている間にも活発に行われています。
特に“成長ホルモン”が分泌される深い眠り(ノンレム睡眠)は、脂肪燃焼や細胞修復に関与します。
- 就寝1時間前はスマホやPCを見ない
- 寝る前に白湯やハーブティーを飲む
- 寝室は暗く・静かに整える
栄養からのサポートも味方に
食事や運動に気をつけても「疲れやすくて続かない…」という方は、ビタミンB群やCの補給を意識してみてください。
当院では、疲労回復や代謝アップに役立つビタミンB1・B2・B6・Cの注射を行っています。水溶性ビタミンなので体にたまりにくく、定期的な補給で身体の調子を整えやすくなります。
「最近、代謝が落ちてきた気がする…」そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
年齢とともに代謝が落ちるのは自然なこと。
でも、それを“加齢だから”とあきらめてしまうのはもったいない!
生活習慣を少し見直すだけで、代謝はゆるやかに回復していきます。
「何をしても痩せにくい…」そんなモヤモヤを感じている方、今日からちょっとずつ、“代謝を育てる習慣”をはじめてみませんか?