健康寿命を延ばすために「Don’t Die」から学べること
こんにちは!先日Netflixで配信されているドキュメンタリー「Don’t Die」を観ました。この作品は、起業家でありバイオハッカーとしても注目されるブライアン・ジョンソンが、自身の健康寿命を可能な限り延ばすための挑戦を描いた内容です。「科学の力を駆使して不老不死に近づく!」という少し大胆なテーマですが、ブライアンの生活を見ていると、自分の生活習慣を見直さざるを得なくなります。今日はその一端と、私にもできそうな健康習慣をまとめてご紹介したいと思います。
ブライアン・ジョンソンの1日
彼の過ごし方は、アンチエイジングを専門としている医師とともに立てたプランを忠実に遂行し、厳格に管理しています。
朝
- 起床は4時30分。まずは体のデータをチェック。血糖値、心拍数、睡眠の質、体温などを専用デバイスで計測します。
- 最新機器をフル活用。太陽の光と同じ効果を得られるライト(UVフリー)を浴びたり、自律神経を刺激するデバイスで副交感神経を優位にしたり、育毛キャップを装着したりします。
- 朝食は「完全に計算された栄養食」。50種類以上のサプリメントとアミノ酸やクレアチン、コラーゲンなどが入ったパウダーを水に溶かしたものを飲みます。
- 1時間で35種類の運動をした後、数キログラムの野菜を食べます。
日中
- 腹筋を刺激するマシーンや近赤外線療法(自然治癒を促進する)、聴力改善の治療を行います。
- 最後の食事は11時前に食べます。内容は野菜と香辛料、ナッツ類、フルーツで構成されています。
- さらに34錠のサプリを追加で摂取します。
- 健康状態をモニターするために、MRIや採血など様々な検査を行います。
夜
- 歯磨き、ウォーターピック、フロス、舌磨きをし、決められた時間に就寝します。
遺伝子編集や最新チャレンジ
ブライアンはさらに、最先端の技術にも挑戦しています。若い人との血漿の交換や遺伝子編集技術を使って老化を遅らせる実験などです。
これらの方法は安全性や効果が確立していないので、人間の体に良いものかどうかわかりませんが、そういった方法にも恐れずに挑戦していく姿からは学ぶものがあります。
結果は、取り組み始めてから2年で生体年齢は5.1歳若返りったそうです。また老化速度を下げることに成功し、通常の人が1年間で1年分老いるとすると、ブライアンは1年間で8か月分しか老いないようになったという検査結果がでました。
私たちにもできる健康習慣
では、ブライアンの健康維持方法から、私が実践していこうと思う習慣をご紹介します。
1. 食事:必要な栄養素の摂取をしながら、カロリーの過剰摂取を控える
- おすすめ食品:青魚(オメガ3が豊富)、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、ナッツ類(間食に最適!)。
- 実践方法:糖質を控えつつ、タンパク質と脂質を適度に取り入れる。例えば、朝食には全粒粉パンにアボカドをのせ、卵を添える。
2. 運動:短時間でも高効率なメニューを取り入れる
- 有酸素運動:1日30分の早歩きやジョギング。
- 筋力トレーニング:週3回、スクワットやプランクなど。
- 実践方法:テレビを見ながらランニングマシーンでジョギングや、筋力トレーニングを行う。
3. 睡眠:質を上げるための環境づくり
- 就寝前の工夫:スマホを1時間前に手放す、部屋の照明を暗くする。
- 温度管理:夏は25~26℃、冬は16~23℃に調節する。
- 実践方法:カフェインは昼以降とらない。毎日同じ時間に就寝、起床するようにする。
ユーモアを忘れずに健康を!
ブライアンの生活は、一般人にはちょっとやりすぎかもしれません。でも、彼が見せてくれる未来の健康習慣は、私たちにヒントを与えてくれます。彼の生活から取り入れられることを少しずつ始めるだけでも、私たちの健康寿命に変化があるのではないかと思います。
今回はあまり深く紹介しませんでしたが、ブライアンはメンタルヘルスを維持するために、人と接すること、パートナーやコミュニティも重要視していました。何のために長生きするのかというところに立ち返ると、大切な人の存在は欠かせないように思います。
まとめ
Netflixの「Don’t Die」は、健康を科学する新しい視点を教えてくれる作品です。ブライアン・ジョンソンの生活をすべて真似するのは難しいですが、小さな工夫を日々の生活に取り入れるだけで、健康寿命を延ばす一歩を踏み出せるはずです。世の中には自分が考えもしない生活をしている人もいるんだということを知ると、世界が広がる気がしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。