Aging-Care
英語でプラセンタは「胎盤」という意味です。妊娠が成立すると、女性の子宮の中に胎盤が形成されますが、胎盤から抽出した液を、通称“プラセンタ”といいます。胎盤は、母体が赤ちゃんを育てる上で必要なもののほとんどを供給する臓器です。たんぱく質、脂質、糖質の三大要素、 ビタミン、ミネラル、各種酵素によって構成されております。
また栄養素以外にも成長因子など細胞の修復や活性化を助ける成分も含まれています。プラセンタ注射は、厚生労働省に認められている医療用の医薬品で、肝機能障害、乳汁分泌不全や更年期障害に対しては保険診療が可能です。
本来は更年期障害、肝機能障害の薬として厚生労働省の認可を受けている薬ですが、健康な方への投与で、健康の維持・疲労回復・肩こり・腰痛などの様々な効果があることがわかっています(保険外診療)。年齢性別を問わず使用することができます。
つまり、美肌、美白効果、アトピー・アレルギー性皮膚炎、歯周病、更年期障害や月経不順の改善、肩こりや倦怠感の改善、疲労の回復などが期待できます。一般に3人に2人はプラセンタの効果を実感すると言われています。
通常、プラセンタ注射は、腕・腹など皮下注射または筋肉に注射します。なお、当院では初回の場合、アレルギー反応が出ないことを確認するため、医師の管理下で経過を観察するため注射後30分間、院内に滞在していただきます。2回目からはすぐにお帰りいただけます。プラセンタ注射のペースは週1~2回で始め、3ヶ月目から1~2週間に1回程度が一般的です。なお、疲労が激しいときや疲れが気になるときだけに使用することも可能です。
プラセンタ注射は生物由来製品です。製造過程の滅菌処理によって、A/B/C型肝炎ウイルス、HIVウイルス(エイズ)など、各種ウイルスが不活化されています。しかし、理論的には未知の病原体や変異型クロイツフェルト・ヤコブ病による感染の危険性を完全に排除する事ができないため、厚生労働省は「ヒト胎盤由来医薬品の使用者は献血を控えるように」との通達を出しています。 日本ではプラセンタ注射による感染症の報告は現在のところ全くありませんが、厚生労働省の指導により、献血禁止や未知の感染症の可能性などに関して同意書にサインしていただいております(初回のみ)。
ビタミンB1 を構成している硫化アリルという成分が、にんにく臭のすることから、俗に“ニンニク注射”とも呼ばれています。
ハードスケジュールに追われる芸能人やスポーツ選手に、愛用者が急増して有名になりました。ビタミンB1+B6注射を受けた多くの方は、即効的に疲労・倦怠感が減り、活力が湧く感覚を体感するとされています。
にんにく注射のビタミン B 類は水溶性ですので、体内に蓄積することがなく副作用はないと言われています。逆に体外に排泄されやすいので定期的に十分補充しておく必要があります。近年、あまり見ることのなかったビタミンB1不足「脚気(かっけ)」やそれによる心筋障害が、最近は無理なダイエットのリバウンドや不適切な食生活で、発症する人が出てきたようです。なお、ビタミンB1またはB6欠乏症による神経障害、心筋障害、皮膚炎や口内炎、貧血以外の疾病に対する効果や上記の効果についての医学的なエビデンスは不十分です。
ごく稀に、血管痛を自覚される方、にんにく臭が苦手な方、不快感や胸苦しさを感じる方がいらっしゃいます。ビタミンB2は、主に皮膚や粘膜の状態に重要な働きをするビタミンで、かつ糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの体の維持する上で体内の環境を調整する重要な働きをしています。スポーツ選手など、日頃の活動量が多い方は不足しやすく、不足すると心臓に悪影響を及ぼすことも報告されております。そのため、活発に活動し、エネルギーをたくさん消費する人ほどビタミンB2はたくさん必要になります。また、肌や粘膜のお悩みがある方へ効果が期待出来ます。定期的に点滴を受けられることで、継続的な効果があらわれるとされています。なお、ビタミンB2欠乏症による口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、羞明、流涙、脂漏性皮膚炎、肌荒れ、髪や爪以のトラブル外の疾病に対する効果や上記の効果についての医学的なエビデンスは不十分です。
ビタミンB2は水溶性ですので、体内に蓄積することがなく副作用はないと言われています。逆に体外に排泄されやすいので定期的に十分補充しておく必要があります。
ごく稀に、血管痛を自覚される方がいらっしゃいます。
ビタミンCには、老化の原因とされる活性酸素に対抗する抗酸化作用があります。 また、免疫力向上(風邪予防、歯周病予防)、抗ガン効果、ガン予防効果、アトピーの改善、皮膚保水力の増加で乾燥肌の改善、メラニン合成の抑制 (美白効果)コラーゲンの生成促進(美肌効果)皮脂の分泌コントロール(ニキビ予防)生活習慣病の改善などが期待されます。
ひどく疲れていて、疲れが全くとれない人やニキビができやすい人、アトピーやアレルギーなどで肌の状態が安定しない人、冷え性の人、肩こりや腰痛のひどい人などに効果が期待できます。定期的に点滴を受けられることで、継続的な効果があらわれるとされています。なお、ビタミンC欠乏症(肌荒れ、貧血、浮腫、出血など)以外の疾病に対する効果や、上記の効果についての医学的なエビデンスは不十分です。
ビタミンCは水溶性ですので、体内に蓄積することがなく副作用はないと言われています。逆に体外に排泄されやすいので定期的に十分補充しておく必要があります。
ごく稀に、血管痛を自覚される方がいらっしゃいます。
施術可能時間はクリニックまでお問い合わせください。(03-6804-2211)